ケース5:ドライアイ

目の表面の涙の質や量の異常によって、目の乾き・痛み・疲れなどの自覚症状が現れます。『涙が出る』という症状も、常に流涙があれば、目から鼻へ涙が抜ける出口が詰まっているため(鼻涙管閉塞症)かもしれませんが、風に当たったときや、本やテレビを観ているときに涙が出るのは、ドライアイの症状です。

最近は、パソコンやコンタクトレンズの普及により、ドライアイの方が急増しています。

治療として、まずは生活習慣(パソコンの使い方、空調の向きなど)の改善と、点眼を行います。

これまで点眼で思うような結果が得られなかったという方もご相談下さい。点眼にも色々なタイプのものがありますし、内服薬が有効な場合もあります。重症の場合は、涙が鼻に抜ける出口にプラグを挿入して、目に涙をためる処置を行います。